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日頃、中小企業の社長ほど忙しい職業はないと思ってます ところで日々懸命に身を粉にして働き続ける社長業・・・社長業とは本来どんな仕事を するべきでしょうか? 私、30才で独立し以来28年、未だに社長は日々なにをするべき職業なのか、自問自答 しています ズーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーット25年位 会社で最もよく働くべき人間は社長で、明るい明日は勤労(別名長時間労働?)から 生まれると信じ、毎日毎日、営業・設計・現場監理・お付合いゴルフ・夜の接待交際 そして銀行通い・資金繰り・しきんぐり・シキングリ・SIKINGURI・・・を繰返してきました 当然ですネ、零細企業の社長業と設計業兼任ですから・・・ しかしある時、経済誌で衝撃的な記事を読みました 社長への時間配分のアンケートの記事です 自分の使っている時間を、現在・1年後・2年後・3年後・将来・・・と分類していくのです その中に、記憶は定かではありませんが、大企業の社長の統計も載っていましたが、 大企業ほど現業の比率が低下し、数年後・将来に使う時間が長いのです 現業の時間が20−30%と記憶しています 当然私は当事、自信満万の現業100%! “将来の為に時間を使う”・・・私には信じられない事でした! 日々が死にそうなくらい忙しいのに、将来ってなんだ? 日々頑張れば、明るい将来は必ずやって来るのでは無いのか? 働き者は必ず報われるのではないのか? 昔から、因果応酬・成功報酬(意味ガ違ウカ??)と言うではないか?! ・・・・・・・・・・・・・ しかしよく考えれば当然ですネ 社長しか使えない時間は、“会社の将来”ですネ 以来私は、将来の為に使う時間を多くして行こうと思い立ちました 現業から開放されない事には、“将来業”はやれない 現業を減らすために ・社員を育てる ・組織を作る ・資金繰りに銀行通い・集金行脚しなくていいように、適正利益の確保と内部留保を持つ ・将来の事業計画を作る ・将来の夢を描く 等イロイロ対策を講じて来ましたが、効果のほどは不明です・・・余計忙しくなって来て 現業が増えた気もします・・・ “社長度”とは将来に対する時間配分度と仮定してみましょう 現実にはありえませんが、 時間の全てを将来に使っている人の社長度を100%とし、全く使ってない人の社長度を0%とするなら、貴方の社長度は何%ですか? タムラは?って そうですネ 来年の求人に、年1ヶ月 将来の経営計画に、年0.5ヶ月・・・どうひいき目に見てもこれ位が精一杯 最近タムラ塾・タムラスクールで将来時間(・・・現在成果が無いだけ?)を使っているから、 これを将来時間に組み込んで、年1.5ヶ月プラス 従って来年分以降を全てを、将来に組み込んでも、3ヶ月/12ヶ月=25% しかし求人も本来は社長のするべき業務かと言うと疑問ですからそれも差引くと16%! ひいきめに見てもヤッパリ現業率80%前後!・・・社長業失格か? 貴方の社長度は何%ですか? |
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