株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 09/14(水)瑞泉寺訪問 酒△(26/26・27/26)

    夏休みを頂いて、
    “石川―富山―長野”、と時計回りにドライブ旅行に出る事にした
    各地にクライアントさんがいるので
    営業訪問を兼ねての旅
    今日は、東海北陸道で石川県へ向かう途中、
    富山県の南砺市井波の“瑞泉寺”とその門前町の“八日通り”を訪ねる
    井波は古くから“井波彫刻”として、欄間・彫刻で有名な町
    本願寺の井波別院である瑞泉寺(1390年建立)の火災での再建時に、
    江戸時代に京都本願寺より御用彫刻師が派遣された事が技術普及の始まりだったそうだが、
    寺社彫刻の普及と同時に
    本屋普請の昔ながらの大きな農家が多い砺波平野と、良質の杉の木が入手出来たことも産業として成り立った理由だろう
    以前から、自宅にも(将来)彫刻の欄間が欲しいと願っていたのでヤット訪問出来た
    八日通りは、非常に綺麗に整備され
    古き良き時代の日本を思い出させる情緒ある好い通りだった
    しかし
    時代の流れだろうか・・・彫刻店は思ったほど多くなく、観光客もマバラでこれほどの良い町なのに少し寂しい思い
    3寸(9センチ)の厚板を掘り込んでの欄間が一対(1.8m・2本)で150万円ほどだそうだ
    今にも枠からはみ出で来そうな芸術の域に達している彫刻作品が、
    3.6m分で150万円は安価だと思う(私のフトコロを無視しての話だが・・・)
    欄間以外にも
    看板・仏像・芸術作品等々・・・時代に合わせて変化・発展している様子だが・・・経済的には大変だろうとも思う
    自宅に欄間を入れる家は激減しているからだろうが・・・残念!
    瑞泉寺は訪問して驚いた!
    信者からの寄付金だけで建立したそうだが・・・
    こんな田舎にこれほどの大きなお寺が出来たのか不思議でならないほどの大きさと立派さだった
    構造家がいない時代に、これほどの大きな木造建築の技術に改めて驚く
    目的地七尾市に到着後
    営業先を探すが・・・駅前が再開発で整備されていて住所地に店舗が無い!
    久米君に捜して貰う事にして今日は、
    iphoneの“温泉天国”と言う無料アプリで捜し・・・和倉温泉の“あえの風”泊
    能登半島中央東部の七尾湾に面するホテルで、
    海にくっついて建っている立地に驚く
    団体客御用達し的ホテルだが・・・その大衆さが気楽で良い・・・大勢の人が楽しそうにしている姿を見る、とこちらも幸せ気分になれる
    海に面しているからか・・・お湯が塩辛い
    (太鼓のショーを見ながらの)夕食時のビールに少し酔い・・・9時就寝!

    2011年9月14日 (水) 8:22

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート