株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 12/20(土)ベガス多治見オープン △215-82-74

    GM・クライスラーのつなぎ融資が決定した
    しかし、運転資金に過ぎないから、この状況下ではいずれ破綻するだろう
    案外、BIG3の破綻が、日本車復活のキッカケになるかも知れない・・・次期BIG3は、トヨタ・ホンダ・ニッサンかも・・・?
    午前中、社の車庫を倉庫に使う事になり、冬眠中の車を出す事になった
    “SZ”は、車検証を見ると、
    平成6年モデルで、8年の購入時(12年前!)に1度だけ運転した(・・・購入帰りの、東京―名古屋間を)・・・走行距離8000キロ
    “911”は、1989年モデルで、4年ほど乗ったから・・・これも15年ほど運転していない計算になる・・・走行距離2万1000キロ
    両車とも埃まみれだが・・・直ぐでも走れそうな雰囲気
    一番気にしていたタイアの空気が半分ほど残っていた事に驚いた・・・取り換えずに使えそう
    適度な湿気があり、直射日光が入らない車庫だった事が幸いしたようだ
    今日は、午後1時から“ベガス多治見店”のオープン
    多くの困難を乗り越えて良くぞ間に合わせたと思う
    ・・・デザインに憧憬が深いオーナーさんの敏速な判断に助けられた!
    設計図面を見ると、今回が3度目の改装のようで、今回の改装前のデザインはプロの目から見てもナカナカの出来栄えで、
    ・・・改装の程度を随分迷った
    改装の分かれ道は、天井を落とす・落とさないの判断
    天井裏には、電気配線・空調ダクト・換気ダクト等多くの設備が張巡らされ、天井を落とす事はコスト・工期の大きな負担になり、慎重な判断が要求される
    相当迷った・・・施主以上に迷った!・・・が・・・“落とす”事を決心!
    プランで島配置がズレ、天井との整合性が無くなる事も大きいが・・・それ以上に・・・天井が低い事が決断の決め手になった
    (・・・既存デザインは優秀だが・・・開放感に乏しかった!)
    店舗のオープンに出る事は、当初の判断に間違いが無かったかの、確認行為がメインになる
    ・ 経営に関係する提案(主に改装の規模・・・投資に見合った改装効果)
    ・ デザイン上の判断
    の両面から自分の判断力の採点・・・今回は99点上げても良いと思う
    ・ 無秩序に近い柱の位置・数
    ・ 変形・不規則な断面・梁
    ・ 効率の悪い空調
    ・ 不備な竣工図・設計図書
    ・ (手を付けた部分の大きさに対しては)短い納期・工期
    等の、困難・欠点を全く感じさせない、新築に匹敵する出来栄えの改装が、新築の半分のコストで出来上がった!
    会長さんの“新築には出来ないデザインだ!ありがとう!”の言葉に全てが集約されている
    6時半から、関係者が招かれ、近くの料理屋さんで和やかな食事会
    ・・・始まりから・途中も・完成も・締め括りも・・・実に穏やかで・楽しい現場だった
    ・・・設計者冥利・仕事冥利のクライアントさんだった
    ・・・感謝!!!

    (さらに…)

    2008年12月20日 (土) 4:30

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート