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07/22(木)大塚国際美術館・ドイツ館・鳴門の渦潮 酒△×
宿泊地の周辺は観光名所が多い
午前中、“大塚国際美術館”を訪問
建築雑誌ではその立派さは知っていたが・・・“展示品は所詮コピーだろう”とあまり期待していなかったが・・・これがドッコイ!・・・感動物!!
・ 経営者の本気さ
・ 立派な建物
・ 運営の立派さ
・ 陶板に絵を印刷しようとする試み
設立した“オロナミンC”で有名な、大塚製薬はこの地がスタートのようで
創業75年を記念して、美術館の設立を思い立ち
工場前の水路の白砂を利用してタイルを作っていた子会社の技術で陶板を造り、その陶板上に世界の絵画を印刷・焼成し、展示する美術館
コピーを並べて美術館と称し、入館料を取ろうとするのだから・・・微妙な境界線上のビジネスに見えるが・・・
私は、ここに並べられた作品の多くは本物を見ているが・・・感動具合は・・・ほぼ同じであった
“本物の再現”と言っても過言ではない!
・・・現代の技術の凄さを垣間見た気がする
本気度を象徴しているのが、メインロビー正面の“システィーナ礼拝堂”
・・・大きさまで本物を再現しての、ミケランジェロの天地創造の壁画・天井画に圧倒される
“絵は触ってもイイが・・・額縁はダメです”
絵は焼き物なので触っても拭けるが・・・額縁も本物と同じものを探すか再生しているので非常にコストが掛かったようだ
入場料は3150円と少し高いが・・・満足感はそれを上回る!
お昼を海沿いの“びんび家”と言う名の食堂で、魚料理を堪能!
・・・新鮮で・安価で・美味で・・・申し分ない!・・・昼間からビール・大食!
“びんび”とは、この地方の魚の幼児語だそうだ
午後、同じ鳴門市内“坂東”の“ドイツ館”を訪問
・・・歴史を知らずに訪れたが・・・ここにも感動させられた
“俘虜収容所を記念してこんなに立派な施設を造る必要があるのか?“
と施設の過剰な立派さに少々疑問を感じながらの訪問だったが・・・納得できた
第一次世界大戦に参加した日本はドイツ軍が駐留していた青島(チンタオ)を攻め、5000人の捕虜(俘虜)を各地に収容し
この地には1000名が収容されていたそうだ
俘虜の人権を重んじる運営がなされ、
俘虜たちはこの地に“街”を作り、音楽活動をし、この地で日本で初めて“第九”の演奏会が行なわれたそうだ
彼らの残した文化・技術は多岐にわたり、地域・日本へ大きな影響を残し、そのまま日本に永住した人も多かったそうだ
・・・解説した女性の語りが素晴らしかった・・・人権・人道を重んじた収容所長さんに感謝したい・・・当時の時代背景を思うとスゴイ人だと思う
次に、“鳴門の渦潮”を見学に行くが、渦の時刻に間に合わず(チケット売り場のオジサンも勧めないので)Uターン
淡路島側に掛かる“明石海峡大橋”の下に見学用の通路がある・・・もともと新幹線を引く予定で造ったそうだ
訪れて始めて知ったが・・・新幹線が開通したら、四国は劇的に変化・発展するだろうな・・・
JRは岡山からよりこの淡路島ルートにするべきだった気がする
5時ごろホテルに帰り、入浴・夕食・・・極楽だ!
今日も感動的美味の和食
飲み放題2100円に“佐藤”と言う焼酎もOKだった・・・酒通のハセ君が“1杯900円”もすると言うので・・・元を取ろうと?
2人で10杯以上飲んでしまった・・・ブラックリスト入りかも?
夕食後も部屋でまた飲み語り・・・深夜まで付き合って頂いた奥様方には申し訳なかった
当地を熟知しているシロー君と奥様のお陰で、中身の濃い一日だった
・・・大感謝(大迷惑だったかも?)2010年7月22日 (木) 4:48