株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 09/22(月)伊東豊雄さんの現場へ

    午前中、業界誌の取材に立ち合う
    現地での写真撮影・説明・・・と私の写真
    午後、岐阜へ向かう
    工務店を経営する友人から、
    “伊東豊雄先生の作品の木工事(屋根の架構)を受注し、屋根を塞ぐと見えなくなるので見学しませんか?”
    の有り難い電話
    社員さんと現場へ
    大学からも構造の専門家も大勢見え、正式な見学会
    90メートル四方もの大きな屋根の所々に、お椀を伏せた様な起伏があり、その大屋根を木造で構築する例が無いシェル構造
    全体を剛性の高い面を構築する為に、12センチ×3センチの板を、20層も交互に張り付けて行く
    気の遠くなる様な作業
    9000人工もの人手がかかったそうだ・・・日本人にしか出来ない建物とだと思う
    感動したのは・・・現場横の原寸模型
    10メートル四方ほどの建物に、屋根のシェルだけで4000万円も掛かったそうだ
    しかし・・・予算配分上これほどのコストをかけて、屋根を木造のシェルにせねばならない必然性は有るのだろうか・・・?
    板を接着しているノリは、今後の板の乾燥収縮に耐えて・・・50年・100年と持つのだろうか・・・??
    帰路、近いので竣工間近い物件の視察
    視察後、帰社中、高速道路で事故があり、2時間半もストップ状態
    1~2分早ければその事故に巻き込まれた可能性もあった・・・幸運と思おう!
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    2014年9月22日 (月) 11:14

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート