株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

田村 和雄

愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 08/06(土)無事帰国

    昨夜は、丁度睡眠誘導剤を持ち合わせていたので、半錠服用したら気絶した如く朝まで完熟!
    お陰で朝から元気もりもり
    関空に無事13時着
    この時間の到着便は少ないのか、関空内はガラガラで荷物・通関は直ぐ完了
    海外から日本に帰ってくると毎回感動する
    ・・・なんて穏やかなイイ国なんだろう!と
    穏やかな気候も含め国全体に穏やかで平和なオーラが充満している
    始めてのインド行きは無事に終わった
    噂ほど奇異な国ではなく、他のアジア諸国同様な発展途上国の印象
    人々が物欲・金銭欲に燃え、意欲的に働き出した印象を持つ
    ハングリーさは十分だ
    しかしやっとインフラの整備が始まり出した程度で、歩みは遅い
    中国ほど性急ではないが・・・確実に近代化のレールに乗りつつあるインドが、ポスト中国で世界の消費市場を担って世界経済の一つの核になって行く事は間違いなかろう
    中国のマネをせずインドらしい発展をして欲しい
    楽しみに待ちたい
    同時に我々も何かビジネス的に関係を持ち得ないのだろうか・・・?
    3時半に帰社し、4時からの役員会議に間に合った
    来年の厳しさ予測は変わらない・・・早急に何か手を打たなければ・・・

    (さらに…)

    2011年8月6日 (土) 3:45

  • 08/05(金)デリーから中部空港へ 酒△(23/26・21/26)

    チェックアウトは12時
    フライトは夜の11時
    ホテル周辺は森の中のような環境で、周囲に住民も街も店舗も無い・・・一つの城砦のようだ
    出かけようと思うと、またタクシーの運転手との闘争が待ち構えている
    ・・・私はもう(闘争に)疲れてしまった
    午前中ホテルでユックリして、チェックアウト後は早めに空港へ向かい、残ったお金でみやげ物でも買う事にした
    到着時に空港で100ドル両替し4000ルピー受け取ったが、まだ半分ほど残っている
    ・・・使う所も・買う物も無かった
    来る前は、2泊4日では短いと思っていたが・・・
    ニューデリーとデリーだけなら、十分な日数だ!
    何とか下痢も左手での洗浄?も経験せずに無事帰国できそうだ
    しかし通常、発展を象徴するオフィス・マンション等のビル群がどこかの地域にありそうなのだが・・・
    首都デリーに無かったのは意外だった・・・勉強不足なんだろうか?
    しかし、12時にチェックアウトして11時のフライトでは時間が余り過ぎるので、ガイドブックを頼りに、
    ホテル近くの“カーンマーケット”に行く事にした
    ボーイにタクシーを頼むと・・・歩いても5分の距離だと言う
    歩き出すと直ぐ、3輪タクシーのドライバーがしつこくやって来る
    そこへホテルのシェフだという人物が通りかかり
    我々が行こうとしたマーケットは、“第1”で、魚・野菜の市場だから“第2”へ行かなければダメだと言う
    第2は遠いから歩くのは無理との説明で、結局そのしつこいタクシーに乗る事になった・・・往復で50ルピーだと言う(随分安い)
    乗ると“紅茶はどうだ、安い店がある”とかイロイロ喋り続ける・・・対応に疲れる
    結構走って
    説明も無くいきなり土産物店へ連れて行かれた
    (仕方なく入ったのだが意外に良い商品があり少し買ってしまった)
    どうも客を連れて行くとフィーが貰える仕組みのようだ
    十分なフィーが入った様で・・・
    ヤット目的地マーケットに連れて行ってくれた・・・当初はホテルまでの往復料金約束だったのに・・・我々を降ろすとどこか行ってしまった(美味しい部分が終わったのだろう)
    マーケット内のマクドで昼食し、孫の土産を買い、再びホテルに帰る事に
    また3輪タクシーと・・・値段交渉
    “100ルピー!”とふっかけて来る・・・“高い!”と断ると・・・
    手のひらを返す様に・・・
    “20ルピーでいいから、一軒案内したい”と言ってくる・・・20ルピー/人の案内料が貰える仕組みらしい
    仕方なく顔を立てる事にして、買う気も無いのにお店に入って5分ほどで出ると
    待っていたドライバーに・・・強引にまた一軒連れて行かれた
    我々は・・・完全に勢い負けしている(なめられている)
    2軒目も5分で出てくると・・・“もっと安い店があるから行こう”と言う
    ・・・際限ない泥沼に入って行く印象
    最後は・・・哀願を繰り返して・・・やっとホテルに連れて行ってくれた
    ・・・本当に疲れる
    インド旅行の最大の難関はタクシードライバーかも知れない・・・滞在中ズーーーと交渉に明け暮れていた気がする
    ホテルから空港へもタクシーは一苦労
    来る時は、プリペイド方式で320ルピーだった
    ホテルのコンシェルジュに聞くと復路は、1000~1500ルピーと言う
    エントランスのボーイに聞くと450ルピーと言う
    タクシーの運転手に聞くと“メーター”だと言う・・・メーターだと(多分)遠回りする
    そこでボーイにFIXでお願いして450ルピーで約束してもらった
    ・・・値段が交渉力の世界!・・・本当に疲れる
    ニューデリーはスズキの車が多かった
    インドで見るスズキのスイフト4ドアは高級車に見えカッコイイ・・・シンプルで小さい割にはボリューム感(高さ)があるデザインがインドに似合っている
    ニューデリーでは時々大きなテロが有るようで
    空港にも銃を持った警官が入り口でチェックする
    ホテル入り口もいちいち金属探知機と、荷物のX線装置で検査され物々しい
    今日機中泊で、関空到着が明日の12時半ごろ
    何とか役員会議に間に合う時間だが・・・機中で夜をあかすのは・・・翌日堪えるだろうな

    (さらに…)

    2011年8月6日 (土) 8:21

  • 08/04(木)建材展示会は・・・? 歩(167/400) 酒△(23/26・20/26)

    今日は曇り空
    展示会は10時開館
    ホテルからタクシーで100ルピー(200円)の距離で、場所は直ぐ見つかったが・・・広大な敷地の会場は・・・やけに閑散としている
    暫く捜したがどうも変だ・・・
    案内に聞くと・・・この5日間、催し物は無いと言う
    仕方無くホテルの帰って調べると・・・10月に延びたと言う・・・ガッカリ!
    突然変更したらしい
    ・・・でも仕方が無い・・・もう一度来る機会が増へ、ラッキーとでも思おう
    会場からホテルに帰るのにタクシーがなかなかつかまらない
    偶然“オートクリシャー”なるインドの庶民の足とも言うべき3輪オートバイタクシーに乗る
    オートバイの改造車のようなこの車は
    窓も扉も無く、通り抜ける風はなかなか快適
    しかし・・・料金メーターも無い・・・どうするのだろう?・・・どうも先に値段交渉するらしい
    往路に要した時間数の4倍ほどの時間がかかり、おまけに渋滞
    バスや他の車の排気ガスも容赦なく入ってくる
    どうも車線のライン上を走るのがマナーのようで速い車が左右から追い越してゆくが、渋滞や信号に差し掛かると・・・バイクのように車と車の間に入って行く
    意外に合理的だ
    大豆の入った満タンの容器の中に小豆なら入る様に、隙間に馴染んで行く
    途中なんとスタンドで給油・・・LPGのようだ
    給油が済んだら雨が降り出した・・・と思ったら・・・雨は突然大粒に変わり道路は川の様になってしまう
    ・・・これがインド流の梅雨なんだ
    日本の梅雨と違ってさしずめゲリラ豪雨のように局地的に降り、ものの一時間で止んでしまった
    雨の後は結構気温が下がり(少し)快適
    ホテルに着くと・・・ドライバーは200ルピー!と言う・・・
    たった400円の事だが、往路で雨が降り込まずクーラーの効くタクシーが100ルピーで、同じ距離を倍の料金は無いだろう
    腹が立って来て100ルピーにまけさせた
    しかしホテルに着くとまた一騒ぎ
    ホテルが違うのだ
    Taj Mahal Hotelにも“The”と“Palace”の2種類があるようで、キチンとホテルの名前の入った紙を与えてもこのありさま
    到着ホテルからまた別のタクシーで“The”へ向かう
    5~6キロと聞いているホテルまで・・・また運転手は何処をどうやって走るのか・・・30分も走って160ルピーを請求
    また腹が立て150ルピーに値切った(100ルピーでも払いたくない所だが・・・)
    タクシーは外人にはどうも・・・大回りが(悪)習慣のようだ・・・しかし防ぎようが無い・・・乗る前に交渉するしか無いかも
    しかし・・・よく考えれば
    200円より300円が高いと言っている大人気ない自分に驚くが・・・
    海外へ行って毎回思うのは・・・為替の円換算では無く、直ぐ現地の価格感になってしまう事だ
    1ルピーは為替では2円だが
    現地にいると10(~15)円に思えてならない
    ホテルで少し気を静めて
    今日は、建築見学・市内見物をする事にした
    先ず“NATINAL GALLERY OF MODERN ART”(近代美術館)へ行く
    ベージュと赤のインド砂岩の近代建築の中に、様式美を兼ね備えた建築はなかなかの力作で(なぜか)磯崎新氏を思い出す
    昼食はマクドナルドに入って見た
    価格はほぼ世界共通だから・・・インド人の年収を思うとかなり高価だが大繁盛している
    店内に掲示されている地図を見ると、インド中に進出しているようで少し驚く
    昼食後、デリーを訪問
    中心地が分からないのでとり合えずデリー駅に行くが・・・ここも三輪タクシーで苦行と我慢の連続
    デリーに近づくほど道路には、人・自転車・三輪自転車タクシー・牛車・三輪オートバイタクシーが増え、私は目をつむる時間が増える・・・
    事故が起きないのが不思議でならない
    デリー駅前は、人・人・人・・・大混乱
    公園の塀の立ち上がり部に寝ている人が目立ち、貧困さを感じる
    繁華街にも行って見たが・・・
    暑さと人の群れ・雑踏に目まいがしてくる
    ニューデリーとは(一つに繋がっているのだが、別な都市に見える)
    (王朝時代を背景とする)“デリー”と
    (イギリス植民地時代を背景とする)“ニューデリー”は
    名古屋で言うと名古屋駅の(昔の)駅裏と駅前ほどの差が有る
    暑さと雑踏で・・・とても見学どころではなく
    ニューデリーの中心地に帰る事にしたが・・・出来れば三輪オートバイタクシーはもう避けたい
    歩き疲れと・暑さに失神しそうだった
    しかしタクシーは全く通らないので
    駅まで引き返し駅タクシーを捜すが・・・スズキの軽ワンボックスカーのタクシーしかない
    ・・・クーラーなしでガックリ!
    このタクシーのオッサンは(も)最悪だった
    運転中ズーーーッとクラクションを鳴らし続け・追い越し・割りこみ続ける
    そして信号に差し掛かると、
    物売り・物乞いの女・子供が車の窓に手を差し出し、車が動き出しても引っ込めない・・・嗚呼、神様!
    ヤットの思いでニューデリーに辿り着き
    中心地のモダーンな喫茶店で休憩(・・・生きかえった)
    ニューデリーの町は、中心部に大きな円形に道路を配置し、そこを中心に放射線状に道路が整備されている・・・パリに似ている
    中心地の散策後
    ホテルに帰る事にした・・・流石にもうクーラーの無い三輪オートバイは避けたい
    普通車のタクシーをヤット捜したが・・・この運転手も最悪中の最悪運転手
    マナーはマアマアだが・・・道を知らない
    わずか5~6キロの距離だが・・・その間に道を20回くらいは聞いたと思う
    地図を与え・住所を教え・ストリート名を教えても・・・同じところをグルグルぐるぐる・・・
    1時間近くもかかって到着後
    タクシードライバーはメーター通り340ルピーを要求する
    “間違い”を指摘すると・・・“間違いは君たちだ!”と開き直る
    しかしめげずに200ルピーで決着
    インドでタクシーに乗るという事は何と手間と根性がかかる事なんだ!
    もう(恐怖心と根性を使い果た)タクシーで町へ出る元気が湧いて来ないので、ホテル内で夕食をする事に
    インドに来た以上インド料理を食べよう!
    さすがは高級ホテル
    コースは3500ルピー(7000円!)・・・メチャ高いが入ってしまった以上もう出られない
    それなりに美味しかったが・・・新鮮な魚介類が無い
    ・・・インドでカレーの謎が解けた!
    高温多湿の気候のなか、肉も魚も野菜も・・・煮込まないとイタムからだ
    保存食品だったのだ!
    ビールとワインに酔い・・・9時半就寝!
    明日はもう帰国だ

    (さらに…)

    2011年8月6日 (土) 8:19

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート