株式会社 田村設計

田村レポート

田村設計
TAMRA ARCHITECT &DESIGN

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  • 2009年6月29日 (月)

    第311号 「建設業許可と赤道の払下げ」

    ■□■https://www.tamra-ar.com/---------2009/06/29-第311号-

        メールマガジン「情熱 パチンコビジネス」
                    毎週月曜配信 株式会社 田村設計  発行6541部

    ■□■タムラレポート311 「建設業許可と赤道の払下げ」

    建設業許可を取得しました
    設計事務所に建設業許可は、本来は不必要なのですが・・・

    設計コンペで、“設計・施工”の一体受注が条件だったり
    小規模な改装で、設計と施工を分けると、余計手間が掛かるケースがあったり
    行き掛かり上、工事も依頼されるケースが増えたり、
    と、
    最近、
    当社開発の“エコ ホール”が、ローコストにする為に、当初からゼネコンさんの経費を省い
    て開発した商品である為や
    受注金額の増大
    等々の、必要が生じたからです

    この許可に“特定”と“一般”の2種類あり、
    当社最初は受注金額も小さかったので、“一般”の許可(受注金額5000万円以下)で
    行っていたのですが
    受注金額が徐々に大きくなり、数年前“特定”の資格をとりました
    ・・・受注金額にも制限が無くなり・・・いわゆる“ゼネコン”の仲間入りです

    “一般”の許可を頂くのにいろんなルート(方法)が有りますが・・・その中に“無許可での
    施工年数
    ”と言う、驚くべき項目があります
    “無許可で建設工事を行ってはならない”ので許可書を頂くのに・・・“無許可営業の年
    数”項目が入っているのです
    無許可で5年以上施工を行っていると許可書の申請条件が整うのです

    多分、左官さんとかタイル屋さんと言った零細の職人さんにも、建設業の枠の中に入って
    貰い、行政指導を行おうとの“配慮”だと思いますが
    ・・・面白いですね

    同じような面白い指導が他にもあります

    敷地は法務局に“公図”と言う、
    敷地の境界線や、道路や、“赤道(あかみち)”・“青道(あおみち)”を記入してある(権利
    関係を明示する)土地図があります

    赤道とは、田畑の“あぜ道”等の道路とは認定されていない細い通行用の土地で、
    青道は水路です
    この赤道・青道が、公図上にあっても、
    農地が減少したせいもあり、都市化と共に、本来の機能が無くなり、現状は見えなくなっ
    ているケースが多々あります

    敷地を大きく使いたい時の弊害になったりで・・・払下げたり・付け替えたり・・・開発申請
    上の大きな問題になりがちです

    一定条件を満たせば、払い下げて貰えます
    その赤道の“払下げ申請”の経験ですが・・・“不法占拠の年数”と言う項目がありました
    法は、不法占拠を許していない筈ですが
    ・・・不法占拠をしていると、払下げの権利が生まれる面白さです

    行政が建前に終始せず
    違法の現実を取り込んで、整備して行こうとする面白さです・・・固いと思っているお役所
    にも、こうした弾力的な面もあるんですね
    ・・・“清濁併せ呑む”の世界でしょうか

    ご意見お待ちしてます!作者への直接メール : kaz@tamra-ar.com


    ■□■東奔西走記 熱血タムラの悪戦苦闘記!

    06/25(木)東国原さん国政へ?

    宮崎県の東国原知事が、
    自民党公認で衆議院選挙に立候補するようだ・・・TVで大騒ぎしている

    地方分権への変革を求めての国政参加をうたうが・・・
    条件を見て驚いた
    地方分権への流れをマニフェストに織り込むまでは良しとしても・・・“総理大臣への候補者
    入り”の条件は頂けない・・・(全文へ)

    タムラ・ブログの最新へhttps://www.tamra-ar.com/blog/tamra/


    ■□■転生人誤・・・人生ハ転ビ人ハ誤ル

    マイケル・ジャクソンさんが亡くなり
    世界中が哀しがっている
    ・・・何も哀しくない自分が哀しい・・・

    自民党は(末期的?)大騒ぎですね・・・
    市長選挙も自民党公認候補の連敗続き
    知事さんも地方分権へ本気で動き出し

    政治の世界も、百年に一度の節目の年に
    なりそうな気がしますね・・・


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    発行人:株式会社 田村設計  主幹:田村 和雄
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    2009年6月29日 (月)

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。