株式会社 田村設計

田村レポート

田村設計
TAMRA ARCHITECT &DESIGN

田村設計TAMRA ARCHITECT &DESIGN

会社案内はこちら

会社案内はこちら

  • 2009年11月30日 (月)

    第327号 「故郷常滑市のPR的紹介」

    ■□■https://www.tamra-ar.com/---------2009/11/30-第327号-

        メールマガジン「情熱 パチンコビジネス」
                    毎週月曜配信 株式会社 田村設計  発行5322部

    ■□■最新竣工写真
    ナショナル会館アネックス
     広島県広島市南区松原町/ H21 改装/ 総205台(P205 S0)
    コメント
    広島の南玄関口が明るくなりました
    ・・・オール・ナショナル会館に生まれ変わったのです
    街の再生業“パラッツォ東京プラザ”さんの仕事です
    ・・・今回もイイ仕事シテイマス・・・
     
    https://www.tamra-ar.com/work/parlor/2009/national/index.html


    ■□■タムラレポート327 「故郷常滑市のPR的紹介」

    私の生まれ・育ち・住んでいる“常滑市”は、
    愛知県知多半島中央部の伊勢湾側に位置する人口5.5万人の細長い町で、
    最近中部国際空港が開港して少し全国的に名前が通るようになりました

    日本書紀に“神武天皇が海水浴をした”と記された世界最古?の海水浴場があり、
    貝塚も多く発見されているとても古い歴史を持つ町です

    基幹産業の“常滑焼”の歴史は、平安時代まで遡り、
    六古窯(瀬戸・常滑・瀬戸・信楽・丹波・備前・越前)の中では、最古・最大規模の生
    産地でした
    海・港に近く海運が利用出来たことも発展の大きな原因でした

    常滑焼は、瀬戸に代表される石を主原料とする茶碗等の“磁器”ではなく、
    粘土を原料とし、カメ・壷・急須等の“ツチ物”の実用品が中心でした
    江戸時代には排水用に“土管”が生まれ、明治以降日本中各地の都市化と共に大き
    な繁栄を遂げました

    タイル・衛生陶器で有名な“INAX”は
    こうした伝統・歴史を背景に成長して行きました
    本社は今でも常滑市です

    また近年多くの有名人・偉人を輩出したのも、この頃の繁栄と豊かな自然環境と無縁で
    は無いと思います
    ・ 谷川徹三(哲学者で、谷川俊太郎の父)
    ・ 盛田昭夫(ソニーの創業者)
    ・ 平岩外四(経団連の会長も勤めた元東京電力社長)
    ・ 石田退三(トヨタの大番頭で、トヨタ自動車工業の社長も勤めた)
    ・ 芸能人では・・・中野良子ザピーナッツの伊藤エミ・ユミ双子姉妹(若い人は知らない
      かも?)
    が有名(自慢)です

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上PR的常滑市紹介

      先日定例役員会議を、我家を増築した“タムラハウ
      ス”で行いました
      当初から、社員さん・役員さんそしてお客様を招く事
      を前提に計画したので、ヤット夢が叶いました
      会議に先立ち市内見学で、“焼き物散歩道”の散
      策と“INAXライブミュージアム”の世界のタイル見学
      に行きました

    “焼き物散歩道”は、かつての焼き物工場地帯を巡る散策路ですが
    私は、ここに来るとタイムスリップして子供に帰った様な不思議な感覚におちいります
    ・・・50年前と全く同じ風景がそこに有るからです

    その頃の常滑市は、レンガの煙突から立上る黒い煙で、暗く・ススで黒く汚れた街でした
    中学時代製陶工場でアルバイトをした時の、
    石炭の煙の甘酸っぱい香りと、窯出し時の、窯の中の焼けるような熱さは今でも鮮明に思
    い出します
    ・・・どこもアットホームな工場でした

    しかしそののどかな家内工業は、近年“トンネル窯”の出
    現により一瞬にして
    近代化の波から取り残され、
    古い工場地帯の町は“ポンペイ”の様に、なすすべも無
    いまま廃墟の町になってしまいました

    丘陵地帯の小さな工場群は、大きな敷地を必要とする大量生産の近代的工場への転
    換は無理で
    区画整理も出来ないまま放置されて来ましたが、
    近年中部国際空港の開港と前後して、観光資源としてよみがえりました

    (案内標識・地図無しでは一日中出て来られない?)迷路のような廃墟の町は、不思議
    な魅力に満ちています

    近代化の過程の中に、
    現代人が置き忘れた古き良き日本の原風景がそこに有ります
    50年間タイムカプセルの中に封印されていた物を取り出したような不思議な街です

      機械・重機によって造られた現代の人工的な町には
      無い人間味を帯びています
      信じられないほど細い公道・急な坂道・・・朽ちるま
      まの木造工場・・・屋根も外壁も黒のモノトーンで埋
      め尽くされた廃墟郡・・・

    是非一度この不思議な街の散策に来て下さい
    縄文人がこの地を選び
    神武天皇が泳ぎ
    平安時代から続く焼き物文化の歴史
    多くの偉人を輩出した豊かな自然風土・・・等を堪能下さい
    ・・・タムラが案内します!

    ご意見お待ちしてます!作者への直接メール : kaz@tamra-ar.com


    ■□■東奔西走記 熱血タムラの悪戦苦闘記!

    11/28(土)役員会議inタムラハウス
    車は5年経つと、買い値の10分の1
    10年経つと、タダ
    20年経つと、廃車費用を取られるが・・・40年過ぎると、クラシックカーの仲間入りし、
    50年経つと歴史的遺産になる?
    常滑市の廃墟のような工場群も50年経って・・・遺産の仲間入り!・・・(全文へ)

    タムラ・ブログの最新へhttps://www.tamra-ar.com/blog/tamra/


    ■□■転生人誤・・・人生ハ転ビ人ハ誤ル

    デフレって本当でしょうか??
    私は少し疑問を持ってます・・・

    しかし、明日から12月!
    トウトウ2009年も、残り1ヵ月
    慌しくなりますね
    風邪ひかないように
    体に気をつけて頑張りましょう!!


    お問合せ:
    https://www.tamra-ar.com/contact/2-index.html

    発行人:株式会社 田村設計  主幹:田村 和雄
    https://www.tamra-ar.com/


    メルマガ「情熱パチンコビジネス」の登録と解除はこちら
    https://www.tamra-ar.com/melma/m2-index.htm
    "

    2009年11月30日 (月)

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。