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 No.049       熱血タムラの繁盛店講座 1       2004.01.05

先月からアミューズメントジャパン誌に、タムラのコラム欄を作って頂きました。
12回連載予定です。
タイトルは表題のように「熱血タムラの繁盛店講座」です。今回はその原稿から
の流用です。
チョットお気に召さない点もあろうかと思いますが・・・半分冗談と思って読み流
してください

<繁盛企業社長へのココロ構え>
サア今日から、お待ちかね?の繁盛店講座の、実質第1回目です。
第1回目ですから、まずは細かい事を言う前に、経営者としてのココロ構えを論
じましょう。これが一番大事です!!
タムラは熟慮?の末独断と、偏見と、へんけんと、ヘンケンで
「繁盛企業経営者への8ヶ条」定めました。

第1条 超ワンマン経営者であろう
あなたが知っている有名企業で、カリスマ社長の名前が出てこない会社があり
ますか?
トヨタ・日産・ホンダ・ソニー・松下・京セラ・阪神?
・・・ほとんどは熱狂的もしくは鉄拳制裁型のワンマン経営者です。ゼロから出発し、
明日の繁栄を信じる狂気の沙汰は、役員会議からは生まれません。
民主的会議で生まれるのは、失敗した場合の、リスクヘッジと言う名前の「身の
保身」だけです。
会議は社長の意思を伝える為のシステムに過ぎないと、心しよう!
全ての決定事項は自分で決め、その辛さを一身に背負いましょう・・・背負った
辛さが、あなたを名経営者に育みます!

第2条 よく働こう
語るまでもないほど当然!!
日本中繁栄している企業の社長は皆働き者です。最近お付合いし出した九州
のP―ZONEの社長親子は、10店舗全ての店の釘を毎夜自ら調整しています。

社員が「ネムイ、早く家に帰りたいナー」と思って、たたく釘と、経営者が「客ヨ来
イ!店ヨ流行レ!」と念じながら打つ釘では、開店前に勝負はついています。
この働き者の親子は、早朝まで働き、毎朝6時半に帰宅し、午後には会社に出
勤しています・・・日本一よく働く親子です!
創業10数年で西日本一大きな店舗のオーナーになれるのも当然です!

「正当なる労働に正当なる報酬」・・・働き者は必ず報われます。

さあ今日から、全店自分(と役員)で釘を触りましょう!
そして暇さえあれば、各店の現場に立ち、社員と共に働き、お客様に挨拶をし、
客の顔(色?)を毎日見ましょう。

第3条 ココロのブレーキを壊そう!
ここが、今回のハイライトです!
企業の成長を一番妨げているのは、あなたの心の中のブレーキです!
企業経営を車に例えるのが一番解りやすい。

アクセルは推進力。ブレーキとハンドルは危機回避。
成長力は推進力。従って成長はアクセルです。ブレーキは要りません、早く壊
しましょう!アクセルとハンドルだけで十分です。もしかしたらハンドルも要らな
いかもしれません?
アクセル全開!全開!!全開!!!
攻めて・攻めて・攻めまくろう!
お店を、作って・造って・創り続よう・・・

社長の一番大きな役目は店舗作りです。思い切りアクセルを踏んで、店舗を作
りつづけましょう。
儲からない企業の経営者ほど、利益の上がらない理由を語るのは、上手と言い
ます。
利益が上がらないのは、ビンラディンやサダムフセインのせいでも、不況せいで
も、小泉総理のせいでもありません。ましてや店長や社員に何の責任もありま
せん。
全て経営者、あなたの責任です!!!

守りは衰退です。「企業に安定はない。あるのは成長か衰退だ」と言われます。
成長は企業の宿命です。成長は店舗作りしかありません!
銀行でお金を借りまくり、他店より大きい店舗を造り続けましょう

ひょっとしたら、経営者には破滅願望的なヒトが一番いいかもしれません?

とにかく社長はブレーキを壊し、攻め続ける!店舗を作り続ける!!これしかあ
りません。


時間が来ましたので、この続きは来月お話します・・・文無責? タムラ




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