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 No.089    上りのエスカレーターを駆け上がれ!   2004.10.19

ビジネスは”上りのエスカレーターを駆け上がれ!”と言われます。エスカレーター
は、経営環境の意味です。

またビジネスは“環境8割、努力2割の世界”とも言われます。
企業の衰勢が、自分の努力の及ばない経営環境に、8割が左右されていると言う
意味です。日々の努力はタカダカ2割の世界です


・・・社員さんに一生懸命マナー教育したり、毎週のように新台入れ替えしたり、チラ
シをうったり、毎日のようにイベントを企画する日々の懸命な努力は(否定はしませ
んが)本当は企業の衰勢の、2割の世界です・・・

それよりヒット機種や、置かれたマーケットと言った自分の努力の及ばない世界・環
境が、企業繁栄の8割の生命線を握っています


貴社は上りのエスカレーターを駆け上がってますか?
それとも下りのエスカレーターを懸命に登ってますか?
マサカ下りのエスカレーターを下ってませんネ?

パチンコ業界全体のエスカレーターは、登りですか?下りですか?

経営者から見る業界は、
店舗の大型化、大型チェーン店の台頭により拍車の掛かって来た過当競争により
勝ち組み・負け組みに淘汰され出し、業界全体が生き残り合戦化してきました


ファンから見る業界は、
勝ち負けの金額の大きい機種が主流化し、パチンコ自体がギャンブル化の方向に
突き進みつつあり、パチンコで傷を負った人が増え、業界全体が大衆娯楽から遊離
しだし新しいファンが増えない方向です


マーケット、設計者から見る業界は
市場は成熟し、もはや日本中隅からスミまで、パチンコ店舗はホボ出来てしまい、も
う造る所がありませんし、もうこれ以上(日本にパチンコ店は)要らないのでは?の
状況です

造るとしたら、住み分けの済んでいるマーケットに、既存店より大きな店舗を創り、
“戦争モード”に持っていくしかない状況です


更に、業界のカギを握るヒット機種の認可が行政指導?と言う半ば人為的に作られ
た経営環境に業界が大きく左右される不安定さが、大きなネックになってます


経営者から見ても、ファンから見ても、市場から見ても、行政指導から見ても、業界
はどう見ても、ピークを越え、“下りのエスカレーター化”しだしました。


ビジネスは拡大基調のマーケットの中で行ないたいものです!!

香港に友人がいるせいもあって、この6−7年程中国を訪問するチャンスが多い
バブルの崩壊以降、パチンコに特化しながらも、次のビジネスチャンスを探す事が
目的です


おかげで4−5年前まだ日本に入ってなかったセラミックタイルを上海の建築展で
発見し、代理店契約を結び自社設計物件に限定し、安価に提供するビジネスを、
少々やってきました


しかし最近大手建材商社さんも輸入しだしたので、半ば役目は終わりつつあります
が・・・

そんなこんなで、中国に何度も通ううち、何か中国でビジネスをやってみたい夢が
行く度に大きくなります

無数に立ち並ぶ高層ビル群、急速に整備される道路を始めとする都市設備
急増する車、爆発的な消費・・・日本が戦後55年かけ、通ってきた同じ道を、その何
倍もの速さで走っています。

GNPの成長率は10%前後と言いますが実感的にはその5割増のスピードは感じ
ます


・・・・・・・・・・・・・・・・中国でビジネスをして見ませんか!!!!!

中国も韓国同様日本の後追いをしてます。アジアはひとつです!

日本で流行ったものは、ほとんど中国でも流行ると思います・・・美容院・回転すし・
和風レストラン・サウナ等MADE IN JAPANは大流行です

・・・“日本”は大きなブランドなんです

いずれパチンコが中国や世界中で解禁になる日は来ると思います
その前に、カラオケ・ゲーム・スーパー銭湯・サウナ・ホテル等パチンコ以外で経営
経験のある業種を中国でやってみませんか!


お客様第1主義の日本のサービス業を中国で展開しましょうヨ!
チャンスは今しか有りません
物凄い勢いで中国は発展・変化していきます。日本の3年は中国の1年分くらいの
変化に勢いを感じます


まさしく中国市場は“上りのエスカレーター”です

戦国時代に陥った日本のパチンコ業に暫く明るい未来はヤッテきそうも有りません
特に大型化競争で勝負が決まってしまった地域には弱者の復活出切るチャンスは
ほとんどないと言っていいでしょう


手をコマネイテ嘆きの人生を送るなら、新天地で奮起して一勝負してみませんか!

中国の人口は13億人います、海岸の都市部を中心に富裕層も爆発的に増えてま
す。富裕層の総人口は日本より多いと言う説も聞きます


建築コストもランニングコストも日本の数分の1でしょう、人件費は日本の十分の一
以下です
しかも客単価・料金設定は日本と同じで行けます

日本の激しい競争で培われた経営姿勢で望めば、大成功は間違いないでしょう

興味を持った方は是非タムラにご連絡下さい
一緒に中国でヒト暴レしましょう!!!



ご意見お待ちしてます

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