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日本人の好きな質問・・・最近は聞かなくなったが、昔は幸せそうな母子づれを見る と、大人はよく子供に、 “**ちゃんは、お父さんが好き?お母さんが好き?” と質問した・・・ 日本人は二者択一論が好きです 最近のニュースで、日本の児童の学力が世界レベルからは脱落のニュースを聞い た 識者は日本の教育方針、“ゆとり教育”がレベルの低下を招いたと説く ・・・“ゆとり教育”とは、どんな教育だろうか? 受験教育の反省に立ち、一方的に教えるのではなく、子供が自ら疑問を持ち・考え・ 工夫する事を覚える教育ナンダロウか・・・?ユトリはどこだ・・・? ・・・これはドコカ前述の“お母さんが好き?お父さんが好き?”の質問に似ていない か・・・ ゆとりはゆとり、教育は教育ではないか? ユトリと言う、心のありようと、教育という本来は訓練と言う、同列に語れない事柄を、 ゴッチャにしたコンセプトの間違い・ボタンの掛け違いがないか? 生まれつき勉強の好きな子など、この世に存在しない 会社に入る前から働く事が好きな大人も、この世に存在しない 教育の本質は、訓練だと思う 訓練を繰返すうち、勉強が好きになって行くと思う 学問もスポーツもどんな事も、訓練の“基礎”を終えてから、考えて行動する“応用” に入る 基礎なしで、応用にはいけません 卓球の福原アイチャンの練習を見れば明らか・・・彼女は小さい事から来る日もくる 日も、黙々と玉を打ち続ける・・・何故こんなに毎日打ち続けなければ成らないかな んて質問しませんし、多分考えません 小さい頃に、十二分な基礎訓練を受けた愛ちゃんが、いま応用編として世界の強豪 と対戦し、力を伸ばす・伸びる時期に来たのです 我々の設計の世界でも同じです 先ず図面を書き続けるという単調な労働(基礎訓練)を通じて、物の大きさや収まり に対するバランス感覚・皮膚感覚を養う そのステップ抜きには、いきなりプランニングしたりデザインするチーフには移行で きません さて勉強やスポーツの話しはこの位にして、今日はパチンコ経営の根核、“稼動と 出玉”のお話しです 稼動主義か粗利主義かの議論を耳にします “稼動を上げようとすれば、粗利を抑えなければいけない。粗利を上げると、稼動が 下がる”・・・そんな悩みをよく聞く 矛盾・・・どんなタテもつき抜く槍と、どんなヤリも受け止める盾のドッチが強いかの 故事から来ているが・・・ 門外漢の私から見ると、稼動と粗利の議論は、この“矛盾”議論に聞こえてならない 勝手に相関関係を描いてしまい、 稼動を上げる為には、玉を出し粗利が下がってもヤムナシ! 粗利を上げる為には、稼働が下がってもヤムナシ!! ・・・勝手に“ヤムナシ”と思ってませんか??? “お父さん・お母さん、ドッチ好キ?”の議論と同じと思います 子供が一番良く知ってます “お母さんも好き!お父さんも好き!” 稼動も大事! 粗利も大事!! 矛盾の解決方法は・・・「二者二択」です!! ご意見お待ちしてます |
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