>前号 バックナンバー 次号<

 No.112            7.5号営業            2005.4.12

先日、出張中偶然、旧知の“パチンコの経営コンサルタント”に出会いました
名古屋までの帰り道、車内で暫らく情報交換
彼は最近外資系の企業と提携し、パチンコ企業の“債権処理ビジネス”を目覚しい
勢いで行なっている売れっ子!

内容を聞くと、「取引銀行が破綻すると、その銀行の多くの債権は“RCC送り”に
なる」と言う
外資はそれを破格値で購入し、彼らは外資とパチンコ企業の中に入り、一旦購入
した外資と賃貸契約を結ばせ、経営指導して再建させながら、平行して各種金融
機関からの融資交渉を行い、融資を実行して、最終的には、外資から買い取らせ
る仲介を行なうという

人助けの“神のよう”な職業か・・・?
その彼が、広島で面白いスロット店を最近立ち上げたと言う・・・「7.5号営業」

昨年知り合った人材派遣業の大手“ゼロン”さんの、広報紙“ビタミンZ”の最新号
に詳細が書いてあるので、発行者の承諾を得てご紹介します
・・・興味がある方は“ゼロン”さんhttp://www.zeron777.com/にご連絡下さい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● 店名    お宝ハウス「フルスロット」
● 所在地  広島市安佐南区西原のドンキホーテ内
● 開店までの苦労
貸しメダル料金が10円というモノが可能かどうか
またパチンコ店の経営運営をした事がないので、法律的に可能か不可能なのか、
解らなかった事
知人のパチンコ店の経営者などに
「特殊景品がないパチンコ店は運営が成立するのか?」
「上手く行かないのでは?」などと言われたこと
● 景品の種類
数えた事が無いが、数千アイテムは用意しています。お金を出して買う様なもの
ではなく、遊技した結果の景品(賞品)なら欲しがるようなアイテムを揃えました。
● 目玉景品
全てが目玉です。今後お客様が判断してくれると思います
● 店舗の1番なお気に入りの点
店内に流れる音楽と、プロジェクターを使った店の映像
● スロ専との差別化
お客様が来店しただけで普通のパチンコ店とは違う雰囲気を出す事です
● 次の新しい事
プロジェクターを使って、P店では考えられない様な事を考えています
詳しい事は秘密です
● 店舗に対するイメージ
頭の中で思い描いていた店舗が出来たと思います。100点をつけたいです
● 感想
ゲームセンター(8号営業)の良い所と、パチンコ店(7号営業)の良い所を融合
させ、通称7.5号営業というものを確立させていきたい
立地や設備で勝つのではなく営業の面白さで勝っていきたい
大人のアミューズメントセンターを築いていきたい
また、この店舗で得たノウハウで2号3号と、バージョンアップした店舗を展開する
予定です
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ビタミンZ 9号からの転載」

100台ほどの店舗ですが、大変な盛業中だそうです、従来のパチンコファンとは
異なるタイプの客層だそうです

トウトウ待ちに待った“業態革命”が始まった気がします!

前述のコンサルタントに、当社考案の“時間がし店舗”も依頼しました
どこかで実験して頂けそうです

しかし、この“革命”が、パチンコ企業の創業では無い点が少々残念です
「フルスロット」の経営者は、ゲームセンター経営者だそうです
案外、革命は(先入観のない)業界外からもたらされるのかもしれません

さあ勇気を持って業態改革に取組みましょう


ご意見お待ちしてます

>前号 このページトップへ 次号<