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会社を大きくしたかったら、 “道端に落ちている石ころでもいいから、(石ころに適当なイワレをつけ)会社の神棚 (を作り)に飾り毎朝社員と一緒に拝め”と説く本を読んだことがあります 全社員が心を1つにして、同じ方向に力を向ける事の大事さを、解り易く語った文と 思います 社是・社訓・経営理念と言った明文化した経営方針も、社員の心のベクトルを1つに 向ける事に主な目的があります JR西日本の福知山線の悲惨な歴史的大事故 連日TVで報道され、事故の大きな原因がJR西日本の企業体質に問題があること が浮かび上がってきました JR西日本の垣内社長の繰返された“お詫び姿”は見ていて気の毒な気がしますが、 同じ社長業をしている見地からは、私は敬意を表したいと思います しかし、本当に改革できるでしょうか? ・・・直感的には無理な気がします “反省”はするでしょう 会社の機構・システムも変え、過密ダイヤも見直し、対策防止機器も設置するでしょう でもそれは“対処療法”に過ぎず、また将来忘れた頃に事故が起きる気がします 何故そう思えるのでしょう・・・ ・・・・・・・・・・・・ソフト・心です 3万人の社員の心を一つにする“理念・宗教”が無いからです 反省は長く続きません、反省は理念に昇華出来ません 反省は過去向き、理念は未来向きです 3万人の全社員が目を輝かし明日への推進力となる“理念”が必要です 話が変りますが、トヨタが車産業で実質世界一になりました トヨタが最初の乗用車を作ってからまだ40年強です その頃からトヨタは“グローバル10”世界シェアの10%を目指し、全社一丸となって 努力をし続け、とうとうアメリカのビッグ3のクライスラー・フォードそしてガリバー企業 GMを追い越し世界一に上りつめました どうしてトヨタは世界一になれたのでしょう? 宗教です! トヨタには全社員の心を1つにする宗教が在ったのです ・・・ソンナ馬鹿なって??? 馬鹿を承知で言います “カイゼン”です これ以上はないシンプルな、経営理念・不変の真理です 企業存続にとって最も大事な“改革・革新”が、日々全社員が一丸となってボトムア ップで「改善」し続ける理想の姿があります “カイゼン”をテーマに全社員が40年も目を輝かし続けているのです 世界中何処でも通用し、これにより何処の企業も幸せになれる不変の真理は、もは や“宗教”と言っていいと思います JR西日本も、トヨタに学び、こうした全社員のボトムアップで、日々改善提案し続け、 社員が目を輝かせる理念作り・企業作りが最も大事な気がしますが・・・ ご意見お待ちしてます |
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