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先日、経営者の会の勉強仲間の企業が倒産した! 長年、ある中小企業のNO2のポストで頑張っていたのだが、ふとした事で、 トップとの折り合いが悪くなり、一念奮起の独立・・・16年位前の事だった・・・ 一緒にパーナー組んだ“相棒”が、建築業界のある分野に精通しており、営業 手腕があった事から、“何となく”その分野で独立 ・・・彼はそのジャンルの経験は無かった・・・ 折りしも建築関係は、バブル崩壊後の大不況真っ最中! 開業当初から、悪銭苦闘の連続 そして、厳しし時代背景を背負いながら、16年間の努力の末、力尽きた・・・ しかしどうして、非常に努力家で、優秀だったにも関わらず彼の企業は倒産し たのだろう・・・?? 香港在住の私の友人は、数年前、私に“成功の3つの条件”を 1 好きな事をやり続ける 2 人を大事にする 3 大局観で物を見る と語った事がある この“香港の法則”を当てはめると 彼は独立する為に事業をした訳で、彼は自分の選んだ職種への愛情は無かった・・・ 1がない 友を大事にする義理堅い人柄・・・2は十分に足りていた 建設業の下請けの下請けと言う、建設業が好況でも利益の出にくい職種を、大不 況時に始めた・・・3がなかった 3つのうち2つが欠けていたことになる また当社の経営コンサルタントの日本経営の石原明氏は “どうして今の職業を選びましたか?”と言う質問を 繁盛企業の経営者に聞くと、多くは “・・・儲かると思ったから”と答え 儲かっていない経営者に聞くと、多くは“・・・経験が有ったから” と答えたと言う この“石原の法則”を当てはめても、私の仲間は、スタートから “経験も無いし、儲からない業種”と言うとても難しい選択肢を選び、人生 を賭けたわけだ・・・ 友として、彼に、次の職種を 1 儲かりそうで 2 自分が最も好きな職種 を選んでの再起を祈りたい (友人が倒産したからではなく)社長業にとって、倒産は他人事とは思えない ・・・どんな企業も永遠の繁栄は無く、遅い早いは有れ、衰退はやって来る 努力がその衰退を延命するに過ぎないのか・・・? 私は“倒産”とは、経営者・社員の努力が足りなかったのではなく、その企業 の“社会的存在価値”が無くなった現象と思う“ 我々が生業で選んだこのパチンコ業界も、社会的存在価値が何かを真に問う 必要は無いだろうか・・・? 友のツライ現実に少し落ち込みました・・・ |
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