|  No.168         「ライバル企業をホメヨウ!」         2006.06.05 | 
           
        
       
      
  
先日、NHKで気になる特集番組があった 
最近若い人に、“仮想的有能感”・・・他人に優越感を持つ症候群が増えていると 
言う 
・・・コンプレックスを持つ若者が、他人の弱点・欠点を見出しては、自分の方 
が優れていると思う(いたがる)症候群らしい 
・・・多くは、本人もそれを知っていての優越感らしい
  
貴社(貴店)の近くに強敵・ライバル企業はいませんか? 
パチンコ店設計していて、不思議なのはライバル企業を褒める言葉を余り聴かな 
い事です
  
近くで流行っている店舗が有ると・・・ 
“あの店は**だから、長くは続かないよ・・・” 
“あの店は、**やっているから、その内・・・” 
とか・・・ライバルだから当然としても、貴社も“仮想的有能感状態”になって 
いませんか?
  
全国チェーンの大企業に対しても、敵対視発言はあっても、ヤハリ褒め 
言葉を余り聞いた事が有りません
  
理由無き繁栄・努力無き成長は無いと思います! 
繁盛店・繁盛企業・成長企業は、大きな努力の成果として存在すると思います
  
どんな優秀な人にも、どんな成長企業にも、どんな繁盛店にも、探せば欠点の幾 
つかは簡単に挙げられます
  
その欠点を探し出し、“あの人は・あの店は・あの会社は、**だからダメだよ!” 
と否定するのは極めて簡単です 
しかし 
“否定”からは何も学べません 
“愚者は賢者に学ばず。賢者は愚者に学ぶ”と言います
  
“否定”を止めて見ませんか? 
褒めて見ませんか!
  
“あの店の繁盛は、大したモンだよ!” 
“あの会社は、立派だよ!” 
“あの社長は、優秀な方だよ!”
  
自分の・自社のライバルと思うほど、褒めて見ませんか! 
褒めれば 
どうして流行るのか? 
どうして成長を続けているのか? 
どうして優秀なのか? 
が、冷静に見えてくるはずです 
・・・乗り越える為に・挑戦するために褒めるのです!
  
スポーツ界でも、長島さんと王さんは、お互いに称えあっていました 
ライバルを称えるところに成長があると思います 
優秀なプロゴルファーは、同じく組みを廻るライバル・プレーヤーがパットを 
打つ瞬間“入レ!”と願うそうです
  
人の不幸を願う気持ちが、自分の心を歪めプレーに邪心が入る事を経験的に知っ 
ているからだと思います
  
・   ライバル会社の社長をほめよう 
付録 
・   自分の両親をほめよう 
・   自分の奥さんをほめよう 
・   自分の子供・孫もほめよう 
・   自社の専務をほめよう 
・   自社の部長もほめよう 
・   自社の社員もほめよう 
(頑張っている小泉首相もほめよう)
  
日本中に“褒め言葉の総量”が増えると、日本はモットいい国になると思う
  
“仮想的有能感”に浸り、出口が無くなった日本の若者よ、 
出口(自分を救う方法)は、相手を褒める事だ!! 
 
<褒メル企業二福来ル>・・・タムラ語録
  
          
       
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