No.173 「北朝鮮の家族再会」 2006.07.10 |
先日、北朝鮮で韓国の拉致被害者家族が28年ぶりに再会しましたネ
ニュース見ながら、皆さんどう思いましたか?
勿論、北朝鮮側の用意周到な宣伝活動の一環である事は、論ずるまでも有りませ
んが
・・・私は、老いた母親の悲しみと嬉しさの涙に、もらい泣きし通しでした
政治を抜きに語ると、
私が一番心に残ったのは、翌日のバスの別れのシーンでした
発車寸前のバスの窓から、一分・一秒を惜しむように老いた祖母が孫に
“お父さんの、言う事をよく聞くんだよ”
“友達と、仲良くするんだよ”
・・・・・・・・別れ際に、祖母が孫に道徳を語る姿に心打たれました!
日本も韓国も中国も思想的には儒教圏と分類されますが、今の日本に儒教思想が
有るのでしょうか?
少し前の日本にも“道徳”は、日常会話にも存在し、近隣は助け合い、社会には
道徳が溢れていました
凶悪事件など年間に何件も発生してなかった気がしています
殺人事件など起きようものなら、新聞には第一面で連日報道され続けた記憶があ
ります
何時の日からでしょう?
日本の日常から“道徳”が消え・・・
同時に事件がまん延し出したのは?・・・小事件は拡大化し、凶悪事件化し出し
た気がします
若者が“振り込め詐欺”だの、バイクでバッグをひったくる等、詐欺・強盗事件
は日常化し、コンビニ強盗はニュースにもならないそうです
事件は成長する!
殺人事件も日常化し、トウトウ最近は親が子供を・子供が親を・・・までが日常
化し出した!
・・・これ、もはや末期現象じゃないですか?!
何か、“破滅”へ向かっている気がしませんか?
日本の将来・近未来が心配を通り過ごして、恐ろしくないですか?
戦後、奇跡の経済復興を遂げた日本は本当に幸せになったのでしょうか?
世界もうらやむ経済大国になり、
預金も一世帯当たり1600万円もお金が有る中、お金が本当に日本に幸せをも
たらしたのでしょうか・・・?
人より多くのブランド品・高級品・物欲が幸せを演出し
お金は幸せをもたらす“手段”の座から降格し、“目的”が上座に座り出したと
思います
マスコミもセレブ番組を流し、出演者はこれ見よがしに富を誇り、購入価格まで
自慢げに発表・・・なんと恥ずかしい行為か?
日本が心配でなりません!
皆で出来る事から始めましょう!
ニューヨークの凶悪事件は、立小便・落書き等の軽犯罪を無くす事から、激減し
出したと聞きます
経営者は、社員に(仕事だけではなく)道徳も教えましょう
先ず挨拶!・・・若い人は苦手そうですね
親は子へ
老人は孫へ
おりにつけ、道徳を語り、照れずに躾をして行きましょう
警察が事件を減らすのでは無く、
家庭・会社等、最小単位の身近な原点から皆で日本を良くして行きましょう!
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