No.189 「大長今テーマパーク」 2006.11.06 |
先週、3日間休暇を取り、韓国ソウル観光に行ってきました
80才を越えた母親へ、兄弟で企画した“親孝行ツアー”・・・平均年齢、超60才の
老人団体旅行です
老人に長生きしてもらう秘訣は、
“少し先の楽しみ”を与え続ける事のような気がします
お正月・父の命日・母の日・お盆・敬老の日・旅行等、
2ヶ月刻み位で、チョット先の行事がある事が、生活にハリを生み、生き続ける楽
しみを与える気がします
もしかしたら、色んな休日制度は、その為にあるのかなと思います
賞与に、働く喜びを感じる会社員の気持ちと、ある面似ている気もします(・・・大事
にして上げたいですね)
3日と言っても、往復を引くと、中1日です
その中1日に、“大長今テーマパーク”に行ってきました
NHKで毎週土曜日の夜11時から放映されている人気ドラマ“チャングム”の、撮
影ロケ地です
(私も最近はまり、DVDを全部買い揃えて、一気に全部見ようと企画中です・・・
求む会員!)
撮影後も壊さずに、一般公開しているだけで、ささやかな軽食用屋台・土産物店
がある程度の、微笑ましい施設です
アジアの広範囲で放映されていているようで、多くの国から人が集まっていました
放送局近くの山の斜面に、少し小ぶりな宮廷をソックリ創り上げて撮影したようで、
再現ぶりは映画のセットの世界を超え、
本当の宮殿のようで、なかなか雰囲気もあり、何より自然の山の中に造られたそ
のテーマパーク自体が、
等身大と言いますか、作為的ではなく、心が癒されます
用意周到で、濃厚サービスの日本の施設と違った大らかさは、国民性の違いかも
しれません
ガイドさんの、各施設でどの場面の撮影が行なわれたかの名説明に加え、
小さい施設を大きく見せる撮影方法のテクニックの解説や、韓国文化・宮廷のしき
たり等の説明も面白く、結構楽しめます
今回のテーマパーク行きで最終回の結末は解かってしまいましたが、帰国日の夜
の放送シーンで、テーマパークで見たシーンが写るのは、結構感動もんでした
“王の主治医に女医がいた”
の史実だけから、この壮大なドラマを創作した監督・制作者には敬意を感じます
54回もの長き回数の中に
宮廷
権力闘争
主人公女性の激動人生
身分制度
男尊女卑
衣装文化
食文化
東洋医学
等多くの要素を、入念な時代考証して織り込み、引張り続けたのは、大した力量と
思う
美男・美女揃いの俳優の演技もナカナカで、昔日本は映画大国であったが、完全に
韓国に置いて行かれた気がします(私は、元映研)
冬ソナで大ヒットをした“京楽”さん
韓流の勢いで、この“チャングム”の機種も開発しませんか!?
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