株式会社 田村設計

Kazの設計ざんまい

田村 和雄

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愛知県常滑市・東京都銀座在住

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  • 08/04(木)建材展示会は・・・? 歩(167/400) 酒△(23/26・20/26)

    今日は曇り空
    展示会は10時開館
    ホテルからタクシーで100ルピー(200円)の距離で、場所は直ぐ見つかったが・・・広大な敷地の会場は・・・やけに閑散としている
    暫く捜したがどうも変だ・・・
    案内に聞くと・・・この5日間、催し物は無いと言う
    仕方無くホテルの帰って調べると・・・10月に延びたと言う・・・ガッカリ!
    突然変更したらしい
    ・・・でも仕方が無い・・・もう一度来る機会が増へ、ラッキーとでも思おう
    会場からホテルに帰るのにタクシーがなかなかつかまらない
    偶然“オートクリシャー”なるインドの庶民の足とも言うべき3輪オートバイタクシーに乗る
    オートバイの改造車のようなこの車は
    窓も扉も無く、通り抜ける風はなかなか快適
    しかし・・・料金メーターも無い・・・どうするのだろう?・・・どうも先に値段交渉するらしい
    往路に要した時間数の4倍ほどの時間がかかり、おまけに渋滞
    バスや他の車の排気ガスも容赦なく入ってくる
    どうも車線のライン上を走るのがマナーのようで速い車が左右から追い越してゆくが、渋滞や信号に差し掛かると・・・バイクのように車と車の間に入って行く
    意外に合理的だ
    大豆の入った満タンの容器の中に小豆なら入る様に、隙間に馴染んで行く
    途中なんとスタンドで給油・・・LPGのようだ
    給油が済んだら雨が降り出した・・・と思ったら・・・雨は突然大粒に変わり道路は川の様になってしまう
    ・・・これがインド流の梅雨なんだ
    日本の梅雨と違ってさしずめゲリラ豪雨のように局地的に降り、ものの一時間で止んでしまった
    雨の後は結構気温が下がり(少し)快適
    ホテルに着くと・・・ドライバーは200ルピー!と言う・・・
    たった400円の事だが、往路で雨が降り込まずクーラーの効くタクシーが100ルピーで、同じ距離を倍の料金は無いだろう
    腹が立って来て100ルピーにまけさせた
    しかしホテルに着くとまた一騒ぎ
    ホテルが違うのだ
    Taj Mahal Hotelにも“The”と“Palace”の2種類があるようで、キチンとホテルの名前の入った紙を与えてもこのありさま
    到着ホテルからまた別のタクシーで“The”へ向かう
    5~6キロと聞いているホテルまで・・・また運転手は何処をどうやって走るのか・・・30分も走って160ルピーを請求
    また腹が立て150ルピーに値切った(100ルピーでも払いたくない所だが・・・)
    タクシーは外人にはどうも・・・大回りが(悪)習慣のようだ・・・しかし防ぎようが無い・・・乗る前に交渉するしか無いかも
    しかし・・・よく考えれば
    200円より300円が高いと言っている大人気ない自分に驚くが・・・
    海外へ行って毎回思うのは・・・為替の円換算では無く、直ぐ現地の価格感になってしまう事だ
    1ルピーは為替では2円だが
    現地にいると10(~15)円に思えてならない
    ホテルで少し気を静めて
    今日は、建築見学・市内見物をする事にした
    先ず“NATINAL GALLERY OF MODERN ART”(近代美術館)へ行く
    ベージュと赤のインド砂岩の近代建築の中に、様式美を兼ね備えた建築はなかなかの力作で(なぜか)磯崎新氏を思い出す
    昼食はマクドナルドに入って見た
    価格はほぼ世界共通だから・・・インド人の年収を思うとかなり高価だが大繁盛している
    店内に掲示されている地図を見ると、インド中に進出しているようで少し驚く
    昼食後、デリーを訪問
    中心地が分からないのでとり合えずデリー駅に行くが・・・ここも三輪タクシーで苦行と我慢の連続
    デリーに近づくほど道路には、人・自転車・三輪自転車タクシー・牛車・三輪オートバイタクシーが増え、私は目をつむる時間が増える・・・
    事故が起きないのが不思議でならない
    デリー駅前は、人・人・人・・・大混乱
    公園の塀の立ち上がり部に寝ている人が目立ち、貧困さを感じる
    繁華街にも行って見たが・・・
    暑さと人の群れ・雑踏に目まいがしてくる
    ニューデリーとは(一つに繋がっているのだが、別な都市に見える)
    (王朝時代を背景とする)“デリー”と
    (イギリス植民地時代を背景とする)“ニューデリー”は
    名古屋で言うと名古屋駅の(昔の)駅裏と駅前ほどの差が有る
    暑さと雑踏で・・・とても見学どころではなく
    ニューデリーの中心地に帰る事にしたが・・・出来れば三輪オートバイタクシーはもう避けたい
    歩き疲れと・暑さに失神しそうだった
    しかしタクシーは全く通らないので
    駅まで引き返し駅タクシーを捜すが・・・スズキの軽ワンボックスカーのタクシーしかない
    ・・・クーラーなしでガックリ!
    このタクシーのオッサンは(も)最悪だった
    運転中ズーーーッとクラクションを鳴らし続け・追い越し・割りこみ続ける
    そして信号に差し掛かると、
    物売り・物乞いの女・子供が車の窓に手を差し出し、車が動き出しても引っ込めない・・・嗚呼、神様!
    ヤットの思いでニューデリーに辿り着き
    中心地のモダーンな喫茶店で休憩(・・・生きかえった)
    ニューデリーの町は、中心部に大きな円形に道路を配置し、そこを中心に放射線状に道路が整備されている・・・パリに似ている
    中心地の散策後
    ホテルに帰る事にした・・・流石にもうクーラーの無い三輪オートバイは避けたい
    普通車のタクシーをヤット捜したが・・・この運転手も最悪中の最悪運転手
    マナーはマアマアだが・・・道を知らない
    わずか5~6キロの距離だが・・・その間に道を20回くらいは聞いたと思う
    地図を与え・住所を教え・ストリート名を教えても・・・同じところをグルグルぐるぐる・・・
    1時間近くもかかって到着後
    タクシードライバーはメーター通り340ルピーを要求する
    “間違い”を指摘すると・・・“間違いは君たちだ!”と開き直る
    しかしめげずに200ルピーで決着
    インドでタクシーに乗るという事は何と手間と根性がかかる事なんだ!
    もう(恐怖心と根性を使い果た)タクシーで町へ出る元気が湧いて来ないので、ホテル内で夕食をする事に
    インドに来た以上インド料理を食べよう!
    さすがは高級ホテル
    コースは3500ルピー(7000円!)・・・メチャ高いが入ってしまった以上もう出られない
    それなりに美味しかったが・・・新鮮な魚介類が無い
    ・・・インドでカレーの謎が解けた!
    高温多湿の気候のなか、肉も魚も野菜も・・・煮込まないとイタムからだ
    保存食品だったのだ!
    ビールとワインに酔い・・・9時半就寝!
    明日はもう帰国だ











































    2011年8月6日 (土) 8:19

田村プロフィール

■経歴 ・昭和47年
名古屋大学建築学科卒業後、恩師の平子勝設計に勤務
・昭和52年
恩師死去による勤務先閉鎖により、個人事務所として独立する。
・平成2年
法人化。バブルの崩壊をいち早く察知し試行錯誤の末、 業種をアミューズメント業界、
中でもパチンコ業に特化し、今日に至る
・平成6年
東京支所開設
・平成7年
ミラノにイタリア人3名雇い、デザインルーム開設
■趣味 出張先でおいしいものを探すこと
■好きな街 ・ミラノ
60才からはここに一年の半分は住みたい
・ニューヨーク
ここへも住みたい。元気になりそう
・名古屋
早足で歩いても人にぶつからない、ストレスの溜まらないイイ街だ
・常滑
恵まれた自然が生んだのか古くから多くの偉人が輩出している。
トヨタの大番頭の石田退三、ソニーの盛田、哲学者の谷川徹三、
東京電力の平岩外四、中野良子、ザ・ピーナツ、(タムラカズオ?)
そして 日本4大古窯の常滑焼き。
魚もおいしいイイ街です。ただ国際空港が出来るのが少し残念。
■特技 純粋に相手の立場に立てる。しかし熱すぎて少し嫌がられること多し
■苦手な事 IT、営業、カラオケ、パチンコ
■一言 すごい時代になったとつくづく思う。 自分の思い・メッセージを世界中、日本中に発信できるなんて夢のようです。 少しでも多くの方と出会い、ITの可能性を存分に試したいと思います。

設計観

建築設計の本質とは、建物と言うハードを通じて家庭の幸せや、 企業の繁栄といったソフトを創造する職業と思っている。そして一作ずつ愛情と情熱を込めて創る。 その思い入れが建物と言うハードに血を通わせることが出来ると信じている。 また日々力量を磨き、自分たちの作品が社会的価値や文化的価値へと 昇華していくことが出来たらとても幸せだと思う。

田村レポート